徒然なるままに読書

書評から日々の考え事まで綴ります

2013-01-01から1年間の記事一覧

映画『ソーシャル・ネットワーク』

あらすじ 2003年、ハーバード大学の学生マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、学内で友人を増やすためのサイトを親友のエドゥアルド・サヴェリン(アンドリュー・ガーフィールド)と共に立ち上げる。サイトは瞬く間に学生たちの間に広がり…

書評『クラウドからAIへ アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場』

あらすじ 著:小林 雅一 しゃべるスマホ、自動運転車、ビッグデータの解析―。共通するキーテクノロジーは、AI=人工知能。人間が機械に合わせる時代から、機械が人間に合わせる時代への移行は、ビジネスにどのようなインパクトを与えるのか?クラウド以上の変…

書評『金融政策入門』

あらすじ 著:湯本 雅士 「ゼロ金利政策」「金融緩和」「アベノミクス」……。この間、金融政策が政治の重要課題となり、日々の暮らしにも大きく影響を与えるようになった。その金融政策はどのように決まっていくのか。日銀をはじめとする世界の中央銀行はどの…

映画『es』

あらすじ スタンフォード大学心理学部ではある実験をするため、被験者となってくれる男性を公募した。集まった20名ほどの被験者は無作為に「看守役」と「囚人役」に分けられ、学内に設けられた模擬刑務所に収容された。初めはそれぞれの役を演じるだけの簡単…

書評『聞く力―心をひらく35のヒント』

あらすじ 著:阿川 佐和子 頑固オヤジから普通の小学生まで、つい本音を語ってしまうのはなぜか。インタビューが苦手だったアガワが、1000人ちかい出会い、30回以上のお見合いで掴んだコミュニケーション術を初めて披露する―。

映画『舟を編む』

あらすじ 玄武書房に勤務する馬締光也(松田龍平)は職場の営業部では変人扱いされていたが、言葉に対する並外れた感性を見込まれ辞書編集部に配属される。新しい辞書「大渡海」の編さんに従事するのは、現代語に強いチャラ男・西岡正志(オダギリジョー)な…

書評『儚い羊たちの祝宴』

あらすじ 著:米澤 穂信 夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つ…

映画『ラスベガスをぶっつぶせ』

あらすじ マサチューセッツ工科大学の学生ベン(ジム・スタージェス)はある日、並外れた数学的資質を教授(ケヴィン・スペイシー)に見込まれ、ブラックジャックの必勝法を編み出した天才学生チームに誘われる。チームに参加した彼は仲間たちと日夜トレーニ…

書評『内向型人間がもつ秘めたる影響力』

あらすじ 著:ジェニファー・B・カーンウェイラー イントロバート(内向型人間)とエクストロバート(外向型人間)の特徴を示唆した第一人者ともいえる著者が放つ、内向型人間がいかに自分を偽ることなく本来の持ち味を活かして組織や企業で影響力を発揮させるか…

映画『ブラック・スワン』

あらすじ ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するバレリーナ、ニナ(ナタリー・ポートマン)は、踊りは完ぺきで優等生のような女性。芸術監督のトーマス(ヴァンサン・カッセル)は、花形のベス(ウィノナ・ライダー)を降板させ、新しい振り付けで新シー…

書評『二十一世紀の資本主義論』

あらすじ 著:岩井 克人 グローバル市場経済にとっての真の危機とは、金融危機や恐慌ではない。基軸通貨ドルの価値が暴落してしまうグローバルなハイパー・インフレーションである。しかし、自由を知ってしまった人類は好むと好まざるとにかかわらず、資本主…

書評『日本語の技法』

あらすじ 著:齋藤 孝 ビジネス、就活、恋愛、人間関係…。文章を書くのが苦手な自分、人と話をするのが苦手な自分を本気で変えたいと思ったときの必読書!音読、速読、三色ボールペン、一分間プレゼン、雑談力、齋藤メソッドの集大成。

書評『知性について 他四篇』

あらすじ 著:ショーペンハウエル ショーペンハウエル(1788‐1860)の主著『意志と表象としての世界』以上に愛読された『付録と補遺』の一部。該博な教養を模範的な散文に盛りこんだこの人生の箴言集は、哲学の専門領域を越えた書として広く読まれる。ドイツ観…

映画『ウォール・ストリート』

あらすじ 2001年、8年の服役を終えたゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)。カリスマ投資家の面影は消え、すっかり過去の人と成り果てていた。2008年、勤め先が経営破たんに追い込まれた電子取引トレーダー、ジェイコブ・ムーア(シャイア・ラブーフ)…

書評『リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで』

あらすじ 著者:ゲルト・ギーゲレンツァー 現代人なら、自分の身に何かが起こる可能性=リスクを見極めたいもの。だがその手掛かりとなる統計数字を、あなたはきっと誤解している。もっとも、誤解して当然なのだ――そう仕向けられているのだから。専門家の振り…

はじめまして

はじめまして。本・映画を中心に感想を書いていきたいと思います。時には考えていること、時事ネタなども書きます。 このようなブログですがよろしくお願いします。