徒然なるままに読書

書評から日々の考え事まで綴ります

2018-01-01から1年間の記事一覧

ソシャゲーは人間の心理をついている 『予想どおりに不合理』(ダン・アリエリー)

行動経済学を知る格好の入門書です。 予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者: ダンアリエリー,Dan Ariely,熊谷淳子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2013/08/23 メディア: 文庫 この…

物理学者が起こした革命 『ウォール街の物理学者』

基本読書*1の記事で触れられており、金融と物理学の組み合わせに惹かれて手に取りました。 ウォール街の物理学者 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者: ジェイムズ・オーウェン・ウェザーオール,高橋璃子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2015/06/04 …

あるがままの現実を捉える Factfulness: Ten Reasons We're Wrong About The World - And Why Things Are Better Than You Think

ビル・ゲイツ氏のブログにこの本を読んでから発展途上国という表現を使わないことに決めた、とありその理由を詳しく知りたいと思い本書を手に取りました。 Factfulness: Ten Reasons We're Wrong About The World - And Why Things Are Better Than You Thin…

【感想】忘れられた戦争 『第一次世界大戦 忘れられた戦争』(山上 正太郎)

本書を手にとったきっかけ 中国進出の足がかり、後に米国との対立を生むことになった日本にとっても意義深い戦争だった割にはよく知らなかったからです。 第一次世界大戦 忘れられた戦争 (講談社学術文庫) 作者: 山上正太郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日:…