書評『内向型人間がもつ秘めたる影響力』
あらすじ 著:ジェニファー・B・カーンウェイラー
イントロバート(内向型人間)とエクストロバート(外向型人間)の特徴を示唆した第一人者ともいえる著者が放つ、内向型人間がいかに自分を偽ることなく本来の持ち味を活かして組織や企業で影響力を発揮させるかについて具体的な6つの方策を提示した書籍です。
本書はスーザン・ケインの『内向型人間の時代』に続いて2冊目の内向型人間についての著作です。スーザン・ケインはなぜ内向型人間になるのか、外向型人間との得手不得手といった違いを追及していったのに対し、本書では内向型人間が影響力を行使するにはどうすればいいのかというハウツー本になっています。
その方法として6つの力を挙げています。「静なる時間」「備え」「聴く力」「書く力」「焦点を当てた会話」「ソーシャル・メディアの慎重活用」です。
静なる時間・・・落ち着ける時間を見つけて充電したり思索に耽る
備え・・・石橋を叩いて渡る
プレゼンの練習、長短2パターンの用意
聴く力・・・情報の本質を見極め、相手の気持ちを汲み取る
自由回答法
書く力・・・わかりやすく簡潔に論理的な文章を
焦点を当てた会話・・・耳を傾けながらしっかりと目標を定め語る会話
ソーシャル・メディアの慎重活用・・・受け取るだけでなく与える人になる
ギブアンドテイク
それぞれが過剰になると弊害が出るのでバランスを意識して行動するようにしなければなりません。たとえば、静なる時間に浸りすぎると他人と関わらなくなり他の力を発揮できなくばかりでなく、評価を落としてしまいます。私は聴く力と焦点を当てた会話がまだ不十分なのでこれから鍛えていき、このブログという形で他者に向けて発信していきたいです。
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