徒然なるままに読書

書評から日々の考え事まで綴ります

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『砂漠でサーモン・フィッシング』

あらすじ 「イエメンでサケ釣りをしたい」という依頼を受けた水産学者のジョーンズ博士(ユアン・マクレガー)。そんなことは絶対無理だと相手にしなかったものの、何とイギリス外務省後援の国家プロジェクトに発展。ジョーンズは、イエメンの大富豪の代理人…

書評『悲しき熱帯〈1〉』

著:レヴィ=ストロース 人類学者レヴィ=ストロースがブラジル・インドでのフィールドワークを主にまとめた紀行文。紀行文として、学術書としても価値を有する。

書評『不思議の国のアリス』

あらすじ 著:ルイス・キャロル ある昼下がり、アリスが土手で遊んでいるとチョッキを着た白ウサギが時計を取り出しながら、急ぎ足に通り過ぎ、生き垣の下の穴にぴょんと飛び込みました。アリスも続いて飛び込むと、そこは…。チェシャーネコ、三月ウサギ、帽…

書評『夜と霧』

あらすじ 著:ヴィクトール・E・フランクル 著者は学者らしい観察眼で、極限におかれた人々の心理状態を分析する。なぜ監督官たちは人間を虫けらのように扱って平気でいられるのか、被収容者たちはどうやって精神の平衡を保ち、または崩壊させてゆくのか。こ…