徒然なるままに読書

書評から日々の考え事まで綴ります

書評『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』

あらすじ      著:赤羽 雄二
A4の紙に1件1ページで書く。ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページを1分以内にさっと書く。毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、最も基本的な「考える力」を鍛えられる。深く考えることができるだけでなく、「ゼロ秒思考」と言える究極のレベルに近づける。 

 

  ゼロ秒思考とは、問題に臨んだとき瞬時に解決法を設定しそこに向かって行動することを最終目標とする。自分で考え行動することを求められる現代では最適な思考法である。身に付けるためにA4の紙に20~30字の文を4~6行を書く。これを一枚1分で10分つまり10枚書くことを1日の目標とする。そのお題は何でもよく具体例として自分の強みやなぜ〇〇は私に嫌なことをするのかなどが挙げられていた。この訓練は、自分の思っていることを言語化することにある。考えていてもそれを言葉にしなければ他者に伝わらない。しかしこの方法を続ければ、自分の考えを的確に言葉にして表すことができ簡単に伝えることができる。また〇〇は私に嫌なことをするのかなどで書き出すことである程度客観視することができ感情の整理にも役立つ。そして書き出したものをさらに深堀することで本質を突くことができる。本質を瞬時につくことができればこの思考法を完全にマスターしたといえるだろう。まずは紙に書き出すところからだ。

 

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