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徒然なるままに読書

書評から日々の考え事まで綴ります

【感想】お金以上に大切なものがあるのか/『投資家が「お金」よりも大切にしていること』

 友人に勧められてから1年近く経ってようやく読めました。

 

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

 

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あらすじ

本書は、著者が投資家として20年以上かけて考えてきた「お金の本質とは何か」の結論を一冊に凝縮したものである。(「BOOK」データベースより)

対立するお金観

 筆者は日本人のお金に対する見方を端的にお金教と呼んでいます。寄附や投資をせず、ただ貯金することをだけを目的に生活する、信じられるのはお金だけという生き方です。会社や同僚ともできるだけ親密な関係を避けようとし、なにか問題があった時には国に対処を求めようとします。この考え方からすれば、一円でも安いものを買おうとし自分の直接の利益にはならない寄附は行いません。仮に投資しても少しでも値下がりしようものならすぐに引き上げて、次のリスクのない投資先を探そうとします。お金とは単なる交換手段にすぎないものとなっています。

 対して筆者の考える「投資家」は、お金を人を応援する手段と考えます。高くとも良いサービスや商品を買うことで企業や人を応援します。そこには自分の利益だけでなく長期的には好ましいサービスや商品が社会で流通することまでも視野に入り、ある意味の社会への投資となります。株式など投資に関しても短期の利益ではなく企業の理念や製品の良さ、社会へのインパクトが基準になり、保有期間も長期になります。根底には人への信頼が存在します。

 

 

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)