徒然なるままに読書

書評から日々の考え事まで綴ります

2014-08-01から1日間の記事一覧

書評『悲しき熱帯〈2〉』

著:レヴィ=ストロース 熱帯のフィールドワークに主に描かれている。文明化されていない野蛮と見て非合理的と判断しがちであるが一度目線を変えてみると非合理的だと思った慣習にも合理的な面がある。文明・非文明に関わらずある程度の合理性が人間社会の中…

書評『政治の起源 下 人類以前からフランス革命まで』

あらすじ 著:フランシス・フクヤマ 自由民主主義が機能し、政治に秩序が生まれるためには、「国家」「法の支配」「政府の説明責任」この3制度のバランスが鍵を握る。

書評『転換期の日本へ―「パックス・アメリカーナ」か「パックス・アジア」か』

あらすじ 著:ジョン・W・ダワー ガバン・マコーマック 領土紛争、沖縄と基地、憲法改正、集団的自衛権、核・原発、歴史認識問題など、未解決の課題が山積する中、東アジア情勢は一層その緊迫度を増している。日本の選択はどこにあるのか。これまでと同様に…