徒然なるままに読書

書評から日々の考え事まで綴ります

2014-04-20から1日間の記事一覧

書評『乱読のセレンディピティ』

あらすじ :著 外山 滋比古 一般に、乱読は速読である。それを粗雑な読みのように考えるのは偏見である。ゆっくり読んだのではとり逃すものを、風のように速く読むものが、案外、得るところが大きいということもあろう。乱読の効用である。本の数が少なく、…

書評『ファウスト 第二部』

あらすじ 著:ゲーテ グレートヘンの悲劇からたち直ったファウストは次に美を追求することで生の意義を把握しようとして果たさず、最後に人類のため社会のための創造的活動によってはじめて自己の救済にあずかる…。